2025年5月11日日曜日

『人を応援したい』だけじゃ無理?キャリアアドバイザーの残酷な現実と若手への警鐘

 


「友達の相談に乗るのが得意だから」
「人を応援するのが好きだから」

 

キラキラした理由でキャリアアドバイザー(CA)の扉を叩こうとしている


若い皆さん、ちょっと待ってください。

 

その仕事、本当にあなたが思い描く理想主義に満ち溢れた世界ですか?

 

私は声を大にして言いたい。


少ない社会人経験でキャリアアドバイザーになるのは、


あまりにもリスクが高いと。

 

なぜなら、この仕事は個人のお客様を相手に、


契約書もない、ただの口約束で、文字通り身を粉にして尽くす世界だからです。

 

想像してみてください。


社会人経験も浅いあなたが、人生を左右するかもしれない転職の相談に乗り、


懸命にサポートする日々を。

 

しかし、現実は残酷です。


入社してわずか2ヶ月も経たないうちに、


あなたは 個人客から平然と裏切られ、


「約束」や「信用」という言葉の重みに打ちのめされ、


人間不信に陥るかもしれません。

 

これは決して空想話ではありません。

 

私は実際に、大手企業に入社し、理想と現実のギャップに苦しみ、


心身を壊していった多くの若い「戦士」たちを目の当たりにしてきました。

 

社会人として様々な経験を積み、人の裏側や、


自分とは価値観の違う人間との付き合い方を


ある程度理解できるようになってから、


キャリアアドバイザーの道を選ぶべきだと私は考えます。

 

それでもまだ、その仕事に情熱を持ち続けているならば。

 

どうしても今すぐキャリア支援の仕事に携わりたいというのであれば、


まだ雇用契約という個人客への縛りがある派遣コーディネーターの方が、


幾らかは精神的な負担は少ないかもしれません。


(もちろん、こちらも決して楽な仕事ではありませんが。)

 

「人の相談が好き」
「応援したい」
「アドバイスが得意」

 

——そんな純粋な動機は素晴らしい。


しかし、残念ながら、あなたの個人客はあなたのことを友達でも何でもなく、


**「タダで使える転職屋」**としか思っていない可能性が高いのです。

 

もちろん、全ての方がそうだとは言いません。


しかし、そういった冷酷な現実が、この世界には確かに存在するのです。

 

純粋な心を持ったあなたに、


いきなりそんな人々の裏側や冷酷な現実を突きつけ、傷ついてほしくない。

 

だからこそ、私は社会人経験の浅い人がキャリアアドバイザーの道を選ぶことに、


警鐘を鳴らしたいのです。

 

もっと社会を知り、自分自身を強くしてからでも、遅くはありません。

 

甘い夢だけを見て、この容易でない世界に飛び込むのは、あまりにも危険です。

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